- 最近「クエ」ってよく目にしませんか?新聞やテレビ、雑誌などでもよく取り上げられてますよね。食通に言わせるとフグをも凌ぐ絶品の魚だとか。今月はそんな高級魚、「クエ」のお話です。クエはスズキ目・ハタ科の魚で、和歌山沖から九州にかけて、南日本を中心に生息しています。水深10〜50mの海を好み、体長は60センチから中には1mを越す大型のものまで、体重は8〜30kgほどです。海岸に近い「浅場の巨大魚」として、プロだけでなく、アマチュアの釣り人からも人気があります。用心深くすぐ岩場などに逃げ込む習性があり、なかなか釣果には結びつきにくいところも、釣り人から憧れられる理由の一つかもしれません。外見はずんぐりとして大きな口、なかなかユーモラスな風貌ですが、特筆すべきは、その味のよさ。ふぐのように、透明感のある白身を薄作りにしたり、鍋でいただくことがほとんどですが、白身なのに脂がのっていて、それでいてくどくない繊細な味にファンになる人も多いようです。また、アラや皮のすぐ下に豊富なゼラチン質があり、そのぷるぷるっとした食感は女性にも好まれるとか。超高級魚として知られる「クエ」ですが、近年、静岡ではちょっとだけ身近になってきていることご存知ですか?
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