- お雑煮の中身は家庭や地域によって本当に様々。あるテレビ番組で、全国1万人にアンケート調査をしたところ、「お雑煮に入れるもの」として名前の上がった食材は、なんと56種類!いろいろな食材が入ったごった煮とも言えるお雑煮は、「ざつに」とも読むように基本的には何を入れてもいい!というのが特徴です。全国のお雑煮文化を分類してみると、汁の種類でいえば、“すまし”“白味噌仕立て”“赤味噌仕立て”“小豆汁”の4つに分かれます。またお餅は、ほぼ本州を東西をタテに分断したラインが角餅・丸餅分岐ラインで、東が角餅(切り餅)文化圏、西が丸餅文化圏。東の角餅は焼いて用いることが多く、ほとんどがすまし仕立て。西の丸餅は煮たり焼いたりで、味噌仕立てがほとんど。同じすまし汁でも、地域によって具材も千差万別です。たとえば、北海道は北国の味あふれる鮭やイクラの豪華なお雑煮。江戸時代、外国との交流の場だった長崎県は、中国の食文化を取り入れており、塩ブリ、鶏だんご、干なまこ、かまぼこ、里芋、くわい、唐人菜など具材もたくさん。そして長崎と交流のあった大国・中国のお正月「春節」では、日本のように元旦ではなく大晦日にご馳走を食べます。その食卓で欠かせないのは、丸ごと1匹使った魚料理と水餃子。魚料理は豊かさを、水餃子は子孫繁栄を願って食べるのだそうです。大晦日に家族全員が集まって会話を弾ませながら餃子を包んでいる光景が目に浮かびます!きっとどこの国でも、家族揃って美味しいものをいただきながら新年を祝うということを大切にしているのですね。
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