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今月の旬「ほけん屋さん版医食同源」おいしく食べて 家族揃って健康生活
すべての健康の源は「食」にあります。毎日1日3回。
1年で約1千回。一生の間には8万回も繰り返す大切な食事。おいしく食べて家族揃って健康になりましょう。
今月の旬「あさり」
vol.15 2004/6/1
あさり【アサリ,浅蜊】
  1. 日本で採れるもっとも多い貝。それがあさりです。あさりの棲息地は広く、全国各地の内湾に分布しています。淡水が流入して、やや塩分濃度の低い砂泥質の海底に多く見られます。静岡であさりといえば、浜名湖のあさりが有名です。近年は観光や養殖用に稚貝を採取し、これを生育に適した海底で繁殖させる方法が一般的です。潮干狩りのあさりは波打ち際の浅瀬で多く見られますが、実際には10mくらいの深水までの海底に5cmくらいもぐってすんでいます。
アサリ
あさりの歴史は縄文時代から
  1. 日本人のあさりを食べる習慣は古く、縄文時代にさかのぼります。いわゆる貝塚から発見される貝殻は、アサリがいちばん多く、その形跡から、どうやら縄文時代の人々は焼いて食べる習慣だったよう。旬は、冬から初夏にかけて。海水が暖かくなった、初夏のこの時期が、一番、グリコーゲン、コハク酸などの含有量が増えて、うま味が一段と増します。また、「漁る」ことから名づけられたと言われるあさり。古くから日本人の生活には欠かせない存在だったよう。
栄養・薬効
  1. あさりの薬効で特筆すべきは、はなんといっても、タウリン。これはアミノ酸の一種ですが、血液中の余分なコレステロールを排出してくれる作用があり、血液の粘度を下げ、動脈硬化を防いでくれるといわれています。二日酔いにはしじみの味噌汁がよい、という通説がありますが、それは、このタウリンの効果によるもの。あさりにいたっても、同様の効果が得られ肝臓の機能の向上にも効果があるとされています。 また、血液中のヘモグロビンの成分になる鉄分も豊富。酸素供給に関係していますから、常にきれいな血液でいられるという訳です。又、あさりは、体内で合成されないビタミンB12の供給源でもあります。ビタミンB12は、消化機能や中枢神経系に関与していて、不足すると貧血や神経疾患などが起こります。
現代人の暮らしの中に上手な「あさり」生活
  1. 昔から、日本人の食卓に馴染み深いあさり。あさりの味噌汁や、東京下町では「深川丼」なるあさり主役の名物もあるほど。最近はボンゴレなどのイタリアンでもよく利用されていますが、これから暑くなる季節、まずは肝機能の向上に、手軽にあさり、あなたレシピでお召し上がりください。
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